欧州サッカー部

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CL3連覇なるか!ジダンがレアルの監督で成功をしている理由

 

どうもクズよしです。

 

乗りにのっているレアルのジダン監督ですが、2015/16、2016/17シーズンに続き、2017/18シーズンもチャンピオンズリーグ優勝となるか?

 

まだまだ先の話だけど、可能性としては全然あるとわたしは思う。2連覇でさえ歴史初なのに、3連覇って凄いとしかいいようがないねジダン監督

 

さて、ジダンがレアルのアシスタントコーチから監督に就任する前は、経験がない人間にレアルの監督をさせるのは不安だとか、成功しないとかって言う意見がたくさんあった。しかし結果ジダンは、歴史に名を残す監督となった。

 

その理由について追及をしたいと思う。

 

 

ジダンと言うカリスマ性

ジダンと言えば監督としてより、選手としてのジダンを思い描く人も多いと思う。

 

何と言ってもフランスワールドカップでも優勝を果たし決勝戦ではゴールまで決めている、それにレアルマドリードでは銀河系軍団と呼ばれたメンバーの一人でもある。

 

わたしが今でも最高の名場面の一つとしてあげるのは、ジダンがレアルで挑んだチャンピンズリーグ決勝でのスーパーボレー。もし興味があるなら、ユーチューブで「ジダン スーパーボレー」と調べてみて。

 

ジダンは選手としても大大大成功しているのだ!!そんな監督からサッカーを教わるわけだからみんな言うこと聞くよね? 

 

ただ元有名選手だからと言って必ず成功するという意味でもない。実際、〇ードルフとか、〇ンザーギなどは、まだ監督として成功しているとは言えない。

 

わたしがレアルの試合を見ていて思うのが、選手からジダンはかなり慕われているように見える。もちろん中にはジダンにたいし不満がある選手もいるだろう。バイエルンに移籍をしたハメスとかはそうだね。ジダンと言えどわたし達と同じ人間。全ての選手から慕われるのなんて無理なのだ。

 

しかし、大統領支持率で例えると、支持をする80%、支持をしない20%。十分じゃないか。

 

ローテーション戦略の成功

 

ジダンのローテーションは芸術的だという意見もあるくらい。毎試合にでたくて仕方のないクリスティアーノロナウドさえ昨季93%の出場率から73%に削減している。大一番でのコンディション維持のための戦略

 

調べたところ、レアルのトップチーム20選手は、全員が1シーズンで1000分以上のプレーをしている。一方で2500分以上プレーしているのはゼロ。これは実例がなくクラブ初だと言う。

 

本来プロサッカー選手とはスタメンを取るために練習を頑張り、監督の信用を得るもの。なので、移籍をするケースで一番多いのは、満足な試合時間に出れないが圧倒的に多い。

 

そんななか全員に出場機会、チャンスをあたえ競争させるというのは、監督としても勇気のいることだと私は思う。また選手を説得させるのも一苦労だろう。

 

もし私がレアルの監督であれば、毎試合勝つのが義務づけられているので、有力なメンバーで全力で試合に挑みたいと思うはず。そうしないと不安な面もある

 

しかし結果的にジダンのローテーション戦略は、大事な選手が大一番の試合で活躍をさせるといったもので、大成功した。

 

ローテーション戦略は、ジダン成功への重要な一つのカギになっただろう。

 

中盤選手の選手層があつい

 

レアルの中盤選手は世界一豪華だ!!クロース、モドリッチ、イスコ、カゼミーロ、

 

ぶっちゃけ、レアルの中盤はBBCより重要!!BBCも中盤選手が優秀だから活きている。いまのレアルはバルセロナ黄金時代と言われた、シャビ、イニエスタブスケツが中盤をまちかまえていたバルサにも引けをとらない。

 

そして振り返ると、いつの時代も強いチームは中盤が強いのである。

 

その点わたしが応援をしているバルサは大丈夫なのか心配だ。

 

イニエスタブスケツは相変わらずスゲー選手だけど前世紀と比べると不安、ラキティッチも波がある。そして何より不安なのが控えが弱いこと。デニススアレス、アンドレゴメスはバルサにフィットしてない、ラフィーニャはケガが多い。

 

少しバルサの話を入れてしまったが、ジダン監督がレアルで成功をしている理由の一つは、中盤選手が豪華だということ。

 

ジダンのサッカーは勝つためのサッカー

 

表現がわかりにくかったと思うが、簡単にいうと「監督としてもカナリ優秀」だということだ。

 

一つ例を出すとしよう。2016/17シーズンのレアル対ユヴェントスのCL決勝戦で、ジダンはハーフタイムに三つの指示をだした。

 

当時、生で試合を観戦していたわたしは、後半この調子でいけばユヴェントスが優勝だなと思っていた。

 

さてジダンがだした指示は、

 

第一の指示はプレスの開始位置を高める。前半はプレスの位置が低かったので、ユヴェントスにパスを繋がれるケースが多かったのが理由。確かに前半だけのイメージだけで言うと、ユヴェントスのほうがボールをつなぐシーンが多く良いプレーをしていた。

 

第二の指示はより積極的にプレーをする。その影響かトニクロースが後半8分にイエローカードをもらう。

 

第三の指示は、右サイドハーフであるダニエル・アウヴェスの守備の甘さをつくようにする。

結果、後半戦にはいって3得点を決めたレアルの圧勝となった。ハーフタイムで指示をだし結果を残したジダンと、何もできないまま負けたユヴェントスのアレッグリ監督とでは大きな差があるだろう。

 

まさにジダンは勝つための指示をだし、勝つためのサッカーに徹したのである。

 

謙虚な性格(おまけ)

 

わたしはレアルが好きな人間ではない。むしろチャンピオンズリーグでは早く負けてくれ!と思っていた。CL決勝戦で2点目、3点目とユヴェントス相手に決めたときは、正直いらっとさえした。

 

しかし、ジダン率いるレアルは、過去レアルと比べるとそこまで嫌いになれない。

 

理由は、ジダンという人間は大人で他チームの挑発をしたり、負けた試合でも主審の文句を言ったりしないから。むしろクラシコバルサに2-3で負けたときには、メッシのことをベタホメしていた。

 

素直でい続けるのは難しいことですが、素直な人間は人に好かれる。それがジダンだと思う。

 

今現在のわたしの心境としては、どうせCL連覇を果たしたのなら、今後100年は塗り替えられないだろう3連覇を成し遂げてみて欲しい。

 

以上、 CL3連覇なるか!ジダンがレアルの監督で成功をしている理由。

 

最後まで読んでくれて、ありがとう。